推論機(5月第4週)
久しぶりですね
バタついていた
ので投稿も滞った
アニメーション業界における生成AIについて思うこと
友人とチャットをしてて、以下の通りの話になったので思っていることをまとめとく
ちなみに私はアニメーション業界で労働をしている
私へのメッセージ
そういや完全に聞き忘れてたし一瞬で答えれるほど簡単なテーマでもないと思うが、アニメーターって生成aiで代替されそうなんか?
ずっと聞きたいと思ってたんや、長々と答えるのダルいと思うから今の結論だけでも聞きたい
私の回答
- そもそもアニメーターとひと口で言っても色々ある
- レイアウトを決める抽象的なレイアウター
- キーアニメーションを扱う原画マン
- 線を整えて、最終的な画面を作る動画マン
- アニメをそのまま動画生成AIで出せない
- アニメは24fpsで動いているが、更に特定のコマ(フレーム)を抜くことでよりスピード感だったり、外連味のある動きにさせる「nコマ落ち」という表現技法が多用されている
- ある種、画像生成で漫画を出させると現状だとコマ割りの意味を理解しないものが出力されるが、同じような話がここでも起こる
- =画像生成・動画生成は文化的なフォーマットに付与した意味までしっかり読み解けるほど、まだ精度が高くない
- しかし、最近は文字も化けなくなってきたし時間の問題ではあると思う
- =画像生成・動画生成は文化的なフォーマットに付与した意味までしっかり読み解けるほど、まだ精度が高くない
- 実際、現在の現場における画像生成AI
- 最終的な画面に出ない部分
- 設定
- アイデア出し
- 参考だし
- はすでに使われている
- 画像生成AIを使ってバレて炎上したらヤバい、というのがリアルなところ
- 動画はどう見ても破綻が多いから使えないよねという話は業界共通認識
- この基準はすぐに変わる
- 多分外側が思っているよりも業界では好意的に受け取られてる
- 「クオリティが担保されたうえで、クリエイターのしごとが減るなら今すぐ導入したい。猫の手も借りたいので大歓迎」
- という話が結構支配的と思う(俺の肌感)
- 変わるとしたら色塗りの「仕上げ」と呼ばれる工程とかから入れ替わっていくのではないか
- AIがミスってもバレにくい
- 単純作業で人間がやる必要が低いが、それでもシンプルな機械学習だと限界がある
- アニメの工程は宇宙産業ばりに複雑
- そう簡単には変わらない
- 最終的な画面に出ない部分
- 抽象的な話
- 生成は推論
- 出力物のクオリティの話は推論の精度の問題であって、人間にオリジナルと推論の判別が不可能なレベルにはすぐに成長するだろう(現状でも判別が出来てない受け手、判別が難しい生成物もある)
- 究極には人間が判別不可能なレベルであらゆる作業(手段)が代替できるようになる
- →しかし、良い映像作品を見ることが果たして消費者の目的か?
- 消費者の目的意識の変化
- アニメーション業界はファンもクリエイターに近い
- 生成AIへの反発が一般的なそれよりもかなり強い
- ラッダイトは暫く続く
- 生成AIへの反発が一般的なそれよりもかなり強い
- そもそもこれまでも消費者は絵に金を払っていない
- グッズに金を払う
- それとは別にクリエイターという自意識のある人間は優れた絵に対して、カルマ値的なのを与えてる(承認?)
- この承認の受け渡しシステムが文化を支えてるし、
- 自分が承認するべきだと思っていたものに対して真贋の判別ができなくなってきたから、一部反生成AIはキレてる
- アニメーション業界はファンもクリエイターに近い
- 生成は推論
- 未来の話
- 消費活動そのものが変わることはないだろう
- どのパブリッシャー(作者、制作会社)が関わっているかは作品を評価するためのブランドとしての意味あいへと抽象化されるだろう
- 物語というフォーマットが崩れることはない(そりゃそう)
- 俺はどうするべきか
- あまり考えてない
- 別に手段にこだわりがないので生成系AIに対してあまり便利になったな~以外の感慨がない